私の私設サイト「アダモ・ファン・ページ」のアドレスが変更になりました。
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川瀬 巴水(かわせ はすい、1883年(明治16年)5月18日 - 1957年(昭和32年)11月7日)大正・昭和期の浮世絵師、版画家。
この人の作品は、一目見て、構図の絶妙さと、色合いの感覚の確かさという点で、あふれかえるような才能の持ち主だと感じられるものばかりで、私は久々に先日、日本橋高島屋で見て、その想いを確認しました。
明らかに強力な美意識に裏打ちされた作品群で、作者のホロスコープを調べてみると、
太陽牡牛座・月天秤座・金星火星牡羊座でコンジャンクションと、私の定義するところの芸術家の美意識のあり方にぴったりと一致します。
浮世絵や版画というとたくさんの天才たちと追従者がいるために、そのうちの一人のようにとらえられますが、その中でもこれほどの存在感を発揮できるということは、ずば抜けた天才だといえます。
おそらく、半分無意識ですいすいと描いてしまうというタイプの才能ではなく、1つの風景を見た時点で、一般の人には想像できないほどの莫大な情報を感知し、(それだけで大変うらやましいことなのですが)、そこから的確な視点と趣味を持って対象を再構成できる人なのだと思われます。一般に、前半の感受部分が太陽の牡牛座、後半の再構成の部分が月の天秤座の働きと考えるとわかりやすいですが、その逆もまた真なりです。月の天秤座がなければ、これだけの莫大な情報を感受することはできなかったともいえるでしょう。
「川瀬巴水展」
あと数日、日本橋高島屋でやっていますので、お時間のある人はご覧下さい。
http://www.takashimaya.co.jp/store/special/event
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